令和6年度郡山市「まちづくりハーモニー賞」授賞式を取材しました♪

郡山市まちづくりハーモニー賞は、地域の特性を生かした創造性豊かな活動や、波及効果が期待できる市民活動を行い、魅力と活力あるまちづくりに先導的・先進的な役割を果たしている方を表彰する制度です。
令和6年度は、4部門で13の団体の皆さんが表彰されました。
令和7年2月2日(土)郡山市セーフコミュニティフェスタ2025の開催会場となりました郡山市中央公民館 多目的ホールにてハーモニー賞の表彰式が行われ、受賞者の皆様の喜びの声と受賞の様子を取材いたしましたので、その一部をご紹介いたします。
令和6年度ハーモニー授賞式の写真ギャラリー







当日は、郡山市の主催による「セーフコミュニティフェスタこおりやま2025」内での表彰式となりました。

福島県立あぶくま支援学校 農園芸班・清掃班の皆さん

福島県立あぶくま支援学校 農園芸班・清掃班の皆さん

ふくしまの子供達に夢と元気を与える会の皆さん
フェスタ会場でブース出展された団体の皆さんにお話を伺いました♪

緑ケ丘夏祭り実行委員会の皆さん
出展ブースで法被姿の緑ケ丘夏祭り実行委員会の皆さんにお話を伺いました。
テーブルのモニターで流している映像について尋ねたところ、1996年の第1回開催時からの貴重なアーカイブビデオとなっていて、すべての夏祭りを編集し公開されていました。
30年前の子どもたちの楽しそうな笑顔を見ながら、この映像が編集し残されていることも「地域のつながりの成果」なのだと感じました。実行委員会には、地元で育った子供たちが成人し、若会となり、未来につながる体制となっていると伺い感心しました。

郡山自主夜間中学の皆さん
2022年から16名のメンバーでスタートした活動が3年目となる現在は、ボランティア講師及び生徒の皆さんが約100名になるそうです。
郡山自主夜間中学の特徴の一つとして、学校の先生経験者だけでなく、様々な経歴を持つ社会人も講師側として参加されています。例えば、現役時代は、海外で貿易の仕事に携わり英語が得意な方が英会話の講師をされています。活動に参加して先生というよりは、授業の中身も含め、生徒さんたちと話しながら、楽しい時間となっています。リタイアした後に、このような機会をいただき、感謝していますと笑顔でお話しいただきました。
取材を終えて最後に♪
東日本大震災からの復興を目指す福島では、市民の皆さんはもちろんのこと、多くの企業や団体が、過去に例を見ないほど積極的に様々な形で社会貢献活動や課題解決に取り組んでいます。
それぞれが、様々な方法で社会貢献活動に取り組むうえで、1998年に成立したNPO法を基本法とした「市民活動」と呼ばれる団体の特徴は、持続的に活動してゆくために①目的を掲げ、②非営利で運営され、③市民の参加と協力を推進力に、④自分たちの力で自立した組織運営を目指す取り組みとしたことです。法人格の有る無しに関わらず、参加者・協力者を増やし市民の生きがいを育む市民活動は、日本全国で活躍しています。
最後に、地域の温かな人たちが自分たちで持ち寄って運営する市民活動の輪が更に広がり、未来につながる取り組みとなることを願い、会場で素敵なお話をいただきました郡山自主夜間中学の顧問の西舘さんのコメントで授賞式のレポートを締め括ります♬

郡山自主夜間中学
顧問 西舘 与四季さん
私が教師をしていた時の教え子が、地元で教師となったんです。そして私たちの活動を知り、参加してくれているんですよ♪
本当にうれしいですね!
まちづくりハーモニー賞の詳しい内容は、下記の郡山市のページで確認下さい♪