【開催報告】市民活動交流サロン「こおりやま市役所deかふぇ」開催報告[2019年6月21日(金)]


 郡山市市役所にて開催しました「こおりやま市役所deかふぇ」は、ボランティアや市民活動団体、町内会などの枠を超えて、どうしたら社会の課題や地域課題の解決が出来るのかを話あい、解決に向けた団体連携や人の行き来が生まれるための集いの「場」です。
 
 ワークショップでは、参加者それぞれが、課題を選び、その原因を考え、解決に向けてどうしたら良いか話し合うことで少しづつではありますが、解決方法の本質を掴む方々が生まれて来ています。
 
 既存のルールや団体・グループの枠から少しだけ離れて、「参加と協力をつなげること」が地域の課題を解決する方法として最も有効な手段であることを一人でも多くの方に考えていただくことが目的です。

【ワークショップ】
今回のAテーブルでの地域課題3つの選択は、①情報の不足 ②貧困について ③居場所 という3つのキーワードでした。
情報の不足とは、どのようなことか? 意見を出した方の視点から他の参加者が広げます。
・配信側の都合や知識のレベルに左右され、必要な受け手側に情報が届かないことが課題である。
・受け手側としても、自分の必要な情報がどのような仕組みを通して出てくるのかが理解できていない。

解決策として、情報不足では、
・市民活動で言えば市民活動サポートセンターで一元の受付をして、地域のタウン誌などへ配信していただくこと
・ボランティアグループやNPOの広報は、商業ベースの表現に比べて非常にわかり難い部分があるのでもっとレベルアップが必要
などなど

 
 既存の枠組みや1団体では、対処できない複雑化した社会課題に目を向け、自分達の住む地域を良くしたいと考えるすべての人と一緒に解決方法を見出し、市民活動として持続・発展が可能な市民の手による公益的な活動団体の姿をイメージできる市民が一人、また一人と誕生することにより、NPO法(特定非営利活動促進法:議員立法での国会提出前の法律の名称である市民活動促進法のこと)策定の議論の中で示された、市民に育てられ、市民に監視される運営やノウハウを有する市民活動団体が生まれ、活躍する住みやすい地域といきいきとした人々が集うまちづくりへとつながります。
 
 次回は、「こおりやま市役所deかふぇ」郡山市中央公民館 Ver.として、場所を中央公民館に移して9月13日(金)19:00~21:00 で開催する予定です。

身の回りにある社会課題をほっておけないと感じる皆さん♪
是非、気軽に遊びに来てください。